この記事はこんな人におすすめ!
- この結婚はどうせうまくいかない【原作小説または漫画(3話~8話)】を読んだ人
- 原作小説を読んだ人の感想・考察を知りたい人
どうも。たちばなです。
2022年10月21日~
ピッコマにて漫画の連載が開始された
【この結婚はどうせうまくいかない】
原作を一度読んでいるものの、大まかな内容以外は忘れていたのでこれを機に再読しはじめましたが…
やっぱり、名作です。
2週目も面白い。何より1週目とは違う視点で読むことができます。
てなわけで今回の記事は
原作小説1巻1章の考察&レビュー記事
です。
この記事を書いた人
この結婚はうまくいかない1巻【原作感想&考察レビュー】①
それでは、感想&考察です。
各シーン毎に感想&考察を述べていきたいと思います。
話の流れや原作の内容ではなく、あくまで個人の感想&考察がメインです。
内容が気になる方は、原作を読むことを強くオススメします。
意外と簡単に読めるので是非!
読み方は後述しています!
- 幼少期の回想
- イネスに謝罪
- イネスの夢をみる
- ホセとの会話
- 演奏会に参加
- 2人でエスカランテの首都邸へ
①幼少期の回想
まず始まりは、婚約式~の幼少期の回想から。
カッセルは自覚がないけど幼い頃からイネスが大好きだったんだろうなと感じました。
それはそれはもう、事ある毎にイネスを意識しまくってるし
- イネスに名前を呼ばれてうれしくなる
- なんだかかわいいかも、とふと思う
- イネスにいわれるがままに動くことが楽であると考えている
こんな感じでカッセルの心情描写がされていて。
(でも、ナルシストすぎて『ま、僕には足りないけど!』って毎回結論づけるちびカッセルがかわいいw)
なので流れ的に
- イネスが婚約者に決まってから意識しだす
- イネスと過ごす度に惹かれていく
- 結局自分も知らないうちにイネスのことが大好きだった
こうなのかなと。
本人は自覚してないけど、幼い頃からイネスが大好きだったのね!と小説を見て感じました。
②カッセル、イネスに謝罪
イネスにバレてしまった不貞行為を謝罪しに行くシーン。
ここで、衝撃な事実を知るわけですね。イネスはカッセルに興味ないと。
読んでる側も衝撃でしたよね。笑
不貞を見られた時も傲慢な考えをしていたカッセル。
でも結局、この『傲慢なカッセル』は
『イネスは自分のことが好きだけど、俺は違う』と自身に暗示をかけてきた結果生まれたもの
なんですよね。
文章からの考察ですが、
『本当はイネスが大好き』なカッセルの心の奥底では、
婚約からここまでの18年間、全く自分を好きではないようなイネスに不安を感じていて。
だから女遊びをしたり、結婚を引き延ばしてみたりと、
とにかくイネスの気をひきたかった(気持ちを確かめたかった)
のではないかなと。
そして、そんな自分の気持ちに無自覚・気付かないフリをしてて
・修行僧のような結婚生活までは自由に羽ばたく
・でも結婚後はこの放蕩な遊びは一切やめる(これはもう好きだからそう固く決意してる)
なんて自分に言い聞かせ、自分の気持ちと向き合あってこなかったんでしょう。
だからこそ、イネスに不貞がばれた時も
『イネスは自分が好きで、自分はイネスを好きではない』から罪悪感を感じている
と都合のいい解釈をしていたのではないかなと。
③イネスの夢をみる
イネスの夢を見るカッセル。
皇太子がいつか話していた
『夢は欲望の実現』
という言葉をここで思い出すカッセル。
・・・ということはこの夢の内容を考えると
カッセルが本当に望んでいたことは
イネスに興味をもってほしかった。叱ってほしかった。
なんでしょうね。
この日を境に、もう四六時中イネスのことを考えているカッセルがかわいいのなんの。
オルテガ1の美男子が1人の女の子の一挙一動に喜んで、または落ち込んで・・・。
イケメンが振り回される展開っていいですよね。
④ホセとの会話
※まじでどうでもいいですが印象深かったので感想に残しておきます。笑
ホセ(カッセルの部下)との会話シーン。
イネスのことを考えて荒れてるカッセルにホセが心の中で呟きます。
『いつもは口数が少なくて不愛想なのに』
・・・え?不愛想?口数少ない?
全然重要じゃないにも関わらず2度見したセリフでした。笑
と、いうのも文章中のカッセルは色々考えて心の中で悪口言ったり戸惑ったりとにかく忙しい奴なんですよね。(カッセルの語りだけで数ページ及ぶ場合もあり。)
不愛想はまあわかるけど寡黙とは・・・
違和感ありまくりでした。笑
セリフだけを抜き取ったら
『寡黙で孤高なエスカランテ』
になるのかな、とかしょうもないこと考えてしまいました。
どうでもよすぎてすみませんw
⑤演奏会
カッセルが演奏会に参加。
漫画(7話)のシーンです。
詳しく描写されてませんでしたが、演奏会に行ってたんですね。
基本は行事に参加しないイネス。
だから安心してイネスのことで物思いにふけっているカッセル。
夢をみてから、イネスへの煩悩が止まらないと真剣に悩んでます。笑
あんなに嫌がってたイネスとの結婚についても
『今は、修行僧のような未来が悪くなかった』
なんて考えたりして。
もうこの頃には、ぼんやりとイネスへの感情に気付き始めてるのかな?
とどめに、まさかのイネスの登場に慌てながらも
『イネスは夢よりずっと綺麗にみえた』
と感じるカッセル・・・。
それって、もう
完全に大好きやん!!
⑥2人でエスカランテの首都邸へ
イネスとカッセル、エスカランテ邸で対話。
机に座ったカッセル可愛い。
『そこは人が座る所じゃない』
『座っても依然として人間だから大丈夫だ』
屁理屈カッセル好きです。笑
papago訳はピッコマの訳とちょっと違いますね。
『お飾りの妻』になりたいイネスにイライラして
衝動的なキスをしてしまったカッセル。
そしてあの名ゼリフを残して1巻1章『カッセル・エスカランテの視点』終了です。
ここまで読んで、イネスが何考えてるか全くわかりませんよね。
ですが、次の章でイネスが『カッセル』を選んだ理由がわかります!
1巻第1章全体感想
しょっぱなから男主人公視点でストーリーが始まるって新鮮ですよね。
読み手の引き込み方がうまいなーと。
あえて、この第1章を要約するならば
今までの自分の考えが根底から覆されて、戸惑っているカッセル。
って感じですかね。
改めて1章だけみると、カッセル、まだまだ未熟ナムジュ(男主人公)ですね。
でもでも、これからRIDIの4大ナムジュに選ばれるくらい成長していくんですよ~~~。
RIDIBOOKにて特集されたロパン小説(ロマンスファンタジー小説)の代表すべき4作品の男主人公(ナムジュ)のこと。
結末まで一度読んでるので2週目勢ですが、大まかな内容しかおぼえてなかったので
見返してみるとカッセルのキャラってこんなんだっけ?
と、驚きつつも、序盤のクズ男っぷりが楽しかったです。
原作小説を読むには
『この結婚はどうせうまくいかない』原作を読む方法
韓国語の原作『この結婚はどうせうまくいかない』は
- 原作小説をRIDIBOOKで購入
- 翻訳アプリを使う
↑の方法で簡単に読むことができます!
iphoneやipadの場合、スクショしながら
Papago(翻訳アプリ)で読む方法が一番手っ取り早くてオススメです。
RIDIBOOKSでR指定ものは本人確認必須なので注意!) ※近日手順公開予定
なお、
androidで、スクショが出来ない!
という方は、
- RIDIBOOKで『この結婚はどうせうまくいかない』単話で購入
- 翻訳できるブラウザでそのまま読む【Googlechrome等】
上記の方法でも読むことができますよ!
原作のタイトルや詳細情報は↓からどうぞ
終わりに
『この結婚はどうせうまくいかない』1巻1章の感想&考察でした。
嬉しいことに原作のボリュームが本当にすごいので、色々考えこんで読んでいるとかなり時間がかかります。
次回は第2章『イネス・パレスティナの視点』の感想&考察です。
漫画ではわかりにくかったイネスの2回の過去・カッセルを選んだ理由が詳細に描かれている章です。
漫画でいうと9話~11話!
Twitterでは、更新情報やRIDIで読めるオススメ小説を紹介したり感想つぶやいています。
ピッコマ・RIDI好きな方、よければ一緒に盛り上がりましょう!
筆者Twitterアカウントはこちら→(@sanmeshimikan )
それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!
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