この記事はこんな人におすすめ!
- この結婚はどうせうまくいかない【原作小説または漫画(12話~14話)】を読んだ人
- 原作小説を読んだ人の感想・考察を知りたい人
どうも。たちばなです。
2022年10月21日~
ピッコマにて漫画の連載が開始された
【この結婚はどうせうまくいかない】
今回の記事は
原作小説1巻3章の考察&レビュー記事
です。
ちなみに1巻2章の感想はこちら↓
この記事を書いた人
この結婚はうまくいかない1巻【原作感想&考察レビュー】③
それでは、感想&考察です。
各シーン毎に感想&考察を述べていきたいと思います。
話の流れや原作の内容ではなく、あくまで個人の感想&考察がメインです。
内容が気になる方は、原作を読むことを強くオススメします。
意外と簡単に読めるので是非!
読み方は後述しています!
- イネスの仮説
- 地味な格好の理由
- カッセルの裏調子
- 殺伐とした晩餐会
- カッセルの結婚観
①イネスの仮説
カッセルに言われた衝撃的な一言について様々な仮説を立てるイネス。
カッセルに【不倫・寝床拒否】をさせて離婚の帰責事由にしなければならないイネスとしては
カッセルの『君意外…』は計画総崩れになりかねない爆弾発言だったわけですね。
自分以外の手先は触れない…ということは手以外は触れるってことじゃない?
真剣に考えて何とか自分に都合のいい解釈をしようとしているイネスがちょっと面白い。
無理やりすぎる仮説ですが、イネスの動揺がひしひしと伝わってきます。笑
最終的に『婚約者の耳障りの良い言葉を並べただけ。犬はしょせん犬』と結論づけます。
オルテガ1の美男子にそんなこと言われたら昇天していく令嬢が大半かと思うけど…。
イネスはただの犬の戯言として処理してしまいました。笑
②地味な格好を続けた理由
【パレスティナのカラス】とよばれるくらい17年間地味な修道女のような恰好を続けていたイネス。
実はその理由がカッセルに浮気させることだったと。
魅力のない姿でいることで
- カッセルの関心を無くす
- 周りの人々に『カッセルには不十分な婚約者』と認識させる
この2つを意図していたんですね。
私はてっきり、エミリアーノや赤ちゃんに対して哀悼の意味でそうしているのかと思っていました。
たしかに、2章でエミリアーノと赤ちゃんを忘れるという選択をしていました。
ただの深読みでしたね。
【イネスはカッセルに足りない】と世の中を洗脳させなければならないと考えるイネス。
カッセルに嫌われて、浮気させるならただカッセルの前だけで魅力のない女性になったらいいじゃないか?
と私なら考えるし、大体の女主人公や人の思考ではそうなる気がしますが…。
こういうところにイネスの緻密さと計算高さ、計画に対する切実さが伝わってきます。
③カッセルの裏調査
カッセル、可愛い~~~!
イネスの言葉に他の男でもいるのでは?と
したこともない裏調査をしたり、すっかりイネスに夢中ですね。笑
ところで、ホセといえば。
イネス・2回目の人生でエミリアーノ死後、パレスティナに帰還したとき
イネスの嫁ぎ先が
【初老を迎えたホセ伯爵】と書かれていました。
これは、もしかしなくてもホセの父親ですよね?
ということは、そのまま結婚していたら【ホセの母親】になっていたということか…。
おお・・・。
なんというか、色々と複雑な気持ちになりますね…。
④殺伐とした晩餐会
雰囲気最悪な晩餐会でしたね。
パレスティナ公爵はイネスを結婚させたくない。
まあ考えてみると当たり前ですよね。
帝国一のプレイボーイとして名を馳せている人物に大切な娘を嫁がせたくないでしょう。
そんなカッセルを放置し続けた理由はただただ『破談を望んだ』からだったと。
考えてみたら、パレスティナ公爵ともあろうものがそんなに有名(悪い意味で)なカッセルに
なんの対策もしなかったとは考えられないし。
仮にカッセルと破談になったとしてもそこそこの家門との婚約はできたでしょうし・・・。
なんてったってグランデス・オルテガのパレスティナですからね。
イネスと父親のやり取り、真面目なんだけど言い回しが面白くて毎回クスッと笑ってしまいます。笑
漫画版ではカットされてるのが残念です…。
あとこの席でのミゲル、不憫すぎる。笑
⑤カッセルの結婚観
とにかく結婚観がお堅いカッセル。
本質はめっちゃ真面目なんだなと思わざるえません。
RIDIBOOKSの『4大ナムジュ』紹介ページでカッセルの紹介文が
『プレイボーイのふりをしている』と書かれてましたがまさにその通りだなと感じました。笑
シンプルに考えてみるとカッセル程最高な旦那いないですよね。
婚約期間に色々と遊びまわったのはけしからんですが、それも婚約者の気を引きたいだけの行動だと思うし…。
イケメンだし。皆の羨望の的だし。陸軍大尉だし。
結婚観などを考えてみると改めて、カッセルはイネスのことずっと好きだったんだなと感じます。
事ある毎に【イネスとの結婚以外の未来は考えたことはない】と言っちゃってるし。
カッセルの頭の中をイネスと共有できないのがもどかしいですね。
イネス、そんなに遠回りしなくても
カッセルを愛するだけで万事解決できるよ!と言ってあげたい。
原作『この結婚はどうせうまくいかない』1巻3章全体の感想
この結婚はどうせうまくいかない、3章でした。
カッセルが段々不憫に思えてきますねー-。
色々事情を知っている読者はさておき、
改めてカッセル視点で考えると、イネスは到底理解できません。
・好きではないけど、結婚したい
・結婚したいというけど、女遊びはやめるな
カッセルが混乱し、わけわからない行動しまくるのも納得です。笑
まあ。プレイボーイしてたんだから、それの報いといえばそうかもしれないけど
プレイボーイに走ったワケもイネスが一番大きい理由なわけですからね…。
あとここまで読んで思ったのが【カッセルが無口】は絶対ないなということです。笑
今のところのカッセルの印象は
・傲慢でよくしゃべる
・遊び人(のふり)
・結婚に対しては真面目
・ナルシスト
・イネス大好き
って感じでしょうか。笑
ここからカッセルの成長に期待です!
原作小説を読むには
『この結婚はどうせうまくいかない』原作を読む方法
韓国語の原作『この結婚はどうせうまくいかない』は
- 原作小説をRIDIBOOKで購入
- 翻訳アプリを使う
↑の方法で簡単に読むことができます!
iphoneやipadの場合、スクショしながら
Papago(翻訳アプリ)で読む方法が一番手っ取り早くてオススメです。
RIDIBOOKSでR指定ものは本人確認必須なので注意!)
なお、
androidで、スクショが出来ない!
という方は、
- RIDIBOOKで『この結婚はどうせうまくいかない』単話で購入
- 翻訳できるブラウザでそのまま読む【Googlechrome等】
上記の方法でも読むことができますよ!
原作のタイトルや詳細情報は↓からどうぞ
終わりに
『この結婚はどうせうまくいかない』1巻3章の感想&考察でした。
結婚への動きが本格的に出てきましたね…!
次章ではついに結婚式でしょうか。楽しみです。
1巻第4章の感想&考察はこちらから↓
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