この記事はこんな人におすすめ!
- この結婚はどうせうまくいかない【原作小説または漫画(18話~21話)】を読んだ人
- 原作小説を読んだ人の感想・考察を知りたい人
どうも。たちばなです。
2022年10月21日~
ピッコマにて漫画の連載が開始された
【この結婚はどうせうまくいかない】
今回の記事は
原作小説1巻5章の考察&レビュー記事 Part1
です。
今回の章は長いので2つにわけます。
ちなみに1巻4章の感想はこちら↓
この記事を書いた人
この結婚はうまくいかない1巻【原作感想&考察レビュー】⑤
それでは、感想&考察です。
各シーン毎に感想&考察を述べていきたいと思います。
話の流れや原作の内容ではなく、あくまで個人の感想&考察がメインです。
内容が気になる方は、原作を読むことを強くオススメします。
意外と簡単に読めるので是非!
読み方は後述しています!
- 初夜後
- カラステラ
- カッセルの邸宅
- エミリアーノへの気持ち
- 軍に復帰
①初夜後
翌日の朝食
翌日の朝食の席です。
悪気はなく娘の悪口を言うヴァレスティナ公爵夫人。
誰にでも食いつくという公爵夫人
パレスティナのみんなにとっては正直よくある光景みたいですね。
しかし、夫になったカッセルはイネスをかばいます。
自分の味方をしなかったカッセルに早速食いつく公爵夫人
そんな夫人を軽くかわしつつ、イネスを優しくリードするカッセル・・・
本当に夫になったんだなぁ、カッセル。
夫の鏡のような行動に、読み手もにっこりです!
ヴァレスティナ夫人の朝の癇癪の原因
そもそものこの悪口の発端は、
イネスとカッセルの初夜があまりにも行き過ぎた
という報告を受けたパレスティナ夫人が興奮したからだとイネス。
不幸なら周りを攻撃、幸せすぎても周りを攻撃するという
ヴァレスティナ夫人は正直かなりタチが悪いですが
要はカッセルとイネスがラブラブで嬉しくてつい興奮しちゃったってことですね。
そう思ったらなんか可愛いぞ(笑)
なんといっても、初夜は夫婦の義務であり、周りに遂行しているか確認する目がある中で
朝方までイネスを疲れさせたカッセルですからね。
この2人に一体なにがあったんだ?と周り皆が思っているだろうな。
気まずい朝食を終えた二人は、カッセルの駐在地である『カルステラ』に向かいます。
②カルステラ
- カルステラは美しい休養都市
- ほとんどの将校達は通常妻と別に過ごす
イネスは結婚後、当然エスポサの公爵領で過ごすと思っていました。
しかしイネスと離れて新婚生活を送る気が全くないカッセルは、当然のようにイネスもカルステラへ連れて行きます。
傲慢さを残しつつ、イネスと離れたくないカッセルが本当に可愛すぎてたまりませんw
エミリアーノを思い出すイネス
カルステラの波の音を聞いていたイネスは、エミリアーノとの記憶を思い出します。
2回目の生である『その日』、逃げるエミリアーノとイネスを助けてくれた人物。
それは他でもない現在の夫『カッセル・エスカランテ』でした。
- カッセルがなぜ助けてくれたのか
- そこにいた理由は何か
今世では聞くこともできないカッセルの行動について、イネスは考えを巡らせます。
2回目の生では、カッセルとイネスの導線は16歳以降重なってませんよね。
16歳でヴァレスティナを出て以来、エミリアーノと隠れて暮らしていたわけですから。
そんなカッセルがイネスの2回目の生で助けてくれたとは、一体理由は何なのか
理由が気になりますね・・・!
③カッセルの邸宅
- 本来は大豪邸に住んでいた
- 実は海が嫌い
そんなカッセルが『カルステラ軍港が一望できる丘の上』に位置した素朴な邸宅に引っ越した理由は
10年も不仲なエルバ少佐夫婦が、カルステラのその邸宅に住んで突然仲がよくなった
という対話を思い出したからです。
夫婦の仲がよくなると聞いて、あわてて大豪邸からちっさな邸宅にうつって。
イネスと仲良く新婚生活を送ることを期待してるカッセル。
そんなカッセルの誤算は、見たこともなかった邸宅が
想像したより狭かったという点。
イネスに案内するふりして、初見の家を回るカッセルも当惑。
カッセル達にとっては旅館についてる馬小屋レベルの広さと表現されてましたよw
アロンドラ
忠誠心はあるがカッセルをあまり尊敬しない老家政婦アロンドラ(笑)
これまたいいキャラクターでてきましたね~。
とりあえずイネスを留めておこうと必死になるアロンドラが、不自然におかれる家具に対しての必死な説明が、おもしろすぎましたw
この邸宅でのカッセル・エスカランテは壁とビリヤードで賭けをし、カードゲームをし、一人でチェスをし、友達もおらず、本は生前読むことのない無知な社会不適合者だった。
この結婚はどうせうまくいかない 原作1巻5章より
漫画版では冗談のやりとりみたいに表現されてましたが、
原作ではカッセルは弁明する余地が無く、ひそかにイネスにそれで定義づけられてますw
アロンドラはカッセルが放蕩だったのが気に入らない人だったんだね。
代々エスカランテ家に仕える一族であるアロンドラ。
婚約者を置いて粗相するカッセルに小言を浴びせれた数少ない一人です。
傲慢なカッセルに喝を入れてくれて、ちょっとすかっとします。笑
セビリアの絵
カッセルの邸宅にある絵はカルステラのセビリアという小さな群港でした。
エミリアーノの最後を迎えた場所です。
エミリアーノと赤ちゃんを思い出すイネスが切なすぎる…
④エミリアーノへの気持ち
その日の晩から知らぬうちにカッセルの胸に抱かれて眠っていたイネス。
エミリアーノではない男の胸に抱かれて眠っていることに奇妙な罪悪感を感じるイネスですが
2回目の人生はもはや自分の人生ではないかのように感じるイネスは、ただ考えを巡らせます。
3回目回帰の初め頃は毎日2回目人生での悪夢に悩まされ、
特にエミリアーノと出会った16歳~20歳の間はこのことを記憶の外に押しやる日は一日もなかったようです。
そんなイネスが、今はカルステラの波の音を震えずに聞いていると。
海を目前にしてはセビリアの夢もエミリアーノの夢もみなくなったと。
そんなに長い間苦しんでいたことがが何ともなくなった理由はなんなんでしょう。
- カッセルの胸に抱かれて寝ていて無意識のうちに安心を得ていて?
- エミリアーノと自分が過ごした4年間が過ぎ去ったから?
- 結局は『その時(2回目の生)のエミリアーノ』はもう存在しないと悟ったから?
- それとも他の理由?
今世のイネスをこのように作った要因といっても過言ではない出来事(思い出?)なので
イネスの想いがどのように変化したのか色々と考えさせられます。
ここは漫画の21話の内容ですが
1つ漫画版の訳で気になったのが
『彼は存在すらしていないとわかっているから』
という訳。
これって、イネスの”2回目の生の”エミリアーノは今世にはいないってことですよね??
2章の感想レビューにもかきましたが、イネスは3回目の生を受けた当初、エミリアーノに対して
『君は生きてるだけで、私は大丈夫だった』
という風に考えてたわけですから・・・
この訳だけみてたら、エミリアーノがそもそも存在しない人物のように見えるのでちょっと補足でした。
⑤軍に復帰
休暇を終えたカッセルは陸軍に復帰します。
なかなかほのぼのとした雰囲気ですね。
そしてやっぱりカッセルの対外的イメージは偉そうで不愛想なんですね。笑
自分の執務室には、大量の花束と結婚のお祝いの手紙が。
大体の手紙がお祝いではなく、結婚したので●婦にしてくれとかそういう内容でかッセルはうんざりします。
現在はイネスに夢中なカッセルなので読み手も忘れかけてますが、なんといってもカッセルはオルテガ1のモテ男。
カッセルの動向、周りの反応がこの結婚で今後どのように変わっていくのか楽しみですね。
とりあえず、オルテガの貴婦人たちよ、イネスとカッセルを邪魔しないでくれー!
原作『この結婚はどうせうまくいかない』1巻5章 Part1全体の感想
この結婚はどうせうまくいかない、5章 Part1でした。
ついにカルステラにきましたね。
この時点でカッセルはまだイネスを愛してるという自覚は無い模様…
まあ行動に全て出てますが…w
カッセルがイネスへの愛を自身で悟る瞬間が楽しみで仕方ありませんね。
このカッセルを見ている時点で『イネスの壮大な計画』は大失敗の兆しが見えてますが、今後どう流れていくのでしょうか。
次回からはラウルも登場します!
原作小説を読むには
『この結婚はどうせうまくいかない』原作を読む方法
韓国語の原作『この結婚はどうせうまくいかない』は
- 原作小説をRIDIBOOKで購入
- 翻訳アプリを使う
↑の方法で簡単に読むことができます!
iphoneやipadの場合、スクショしながら
Papago(翻訳アプリ)で読む方法が一番手っ取り早くてオススメです。
RIDIBOOKSでR指定ものは本人確認必須なので注意!)
なお、
androidで、スクショが出来ない!
という方は、
- RIDIBOOKで『この結婚はどうせうまくいかない』単話で購入
- 翻訳できるブラウザでそのまま読む【Googlechrome等】
上記の方法でも読むことができますよ!
原作のタイトルや詳細情報は↓からどうぞ
終わりに
『この結婚はどうせうまくいかない』1巻5章 Part1の感想&考察でした。
そしてついに!次の更新で1巻終了です!
この感じでいけば、大体原作1巻で漫画25話か…
原作8巻+外伝2巻なので…約250話!?
省かれる部分もあるかと思いますが、ボリュームやばいですね。
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それでは、最後までご覧いただきありがとうございました!
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