みなさんどうも。たちばなです。
聞いてください。
以前からヤンデレ男子が大好きだと事あるごとにアピールしていたたちばなですが、この度どストライクヤンデレが登場する漫画を発見してしまいました…。
ヤンデレ好きを魅了して止まない、溺愛、嫉妬、狂愛、全てを兼ね揃えた作品…。
おまけにめちゃめちゃ絵柄が良い…。
イケメン&可愛いパラダイス…。
今回はそんな大優勝漫画、”私とこわれた吸血鬼”について紹介していきたいと思います!
私とこわれた吸血鬼ってどんな漫画?
- 吸血鬼×人間
- ヤンデレ多数
- 大人×グロ表現あり
『私とこわれた吸血鬼』は、漫画アプリ『Palcy(パルシィ)』にて厘のミキ先生が連載している少女漫画です。厘のミキ先生の代表作に『ミザントロープな彼女』等があります。
ミザントロープな彼女は激重男子×ギャグ!こちらもかなり面白いですよ~♪
私とこわれた吸血鬼のあらすじ
幼い頃から両親は家を空けることが多く、孤独に育った少女・樹(いつき)。
そんな彼女の前に突然現れた「ようちゃん」は、『王子さま』のような少年だった。
多くの日々を共に過ごしていた2人だったが、ある日ようちゃんが引っ越すことになる。
悲しむ樹にようちゃんは『必ず迎えに行く』と約束を交わす。
そして2人は離れ離れになるのであった。
*
*
時は流れ、樹は大学生に。
留守にしがちだった両親はついに蒸発し、家を出たきり帰らなくなっていた。
樹は残された高校生の双子の義弟妹の面倒を見つつ、借金返済のために働く日々を過ごす。
*
ある事件に巻き込まれたことをきっかけに久しく山の上の洋館に訪れた樹は、幼い頃と変わり果てた姿の『ようちゃん』と再会する。
ボロボロの姿で鎖でつなぎ閉じ込められていたようちゃんは何と吸血鬼だった。
樹は変わり果てたようちゃんを『真人間』に戻すために世話役として屋敷で働くことになるのだった。
ヤンデレ好き必見!私とこわれた吸血鬼の魅力的すぎるキャラ達
私のこわれた吸血鬼を全力でおすすめしたい理由。
それは何といっても濃ゆいキャラ達が繰り出すストーリーが最高に面白いからです。
そんな各キャラクターの魅力を、ざっくりと紹介していきたいと思います。
※若干のネタバレも含まれます。ご容赦ください。
これを求めていた!ヒーローのようちゃんは最高にヤンデレ
幼い頃、樹に『王子さま』みたいと言われていたようちゃん。
しかし、再会したときの自分の姿があまりにも『王子さま』とかけ離れていて、強い劣等感を覚えます。
その劣等感や執着からくる樹への愛情表現がとにかくすごすぎるんです。
詳しい内容はネタバレになってしまうので控えますが、それはそれはヤンデレ全開で樹に絡んできます。
樹に対するようちゃんの溺愛、嫉妬、狂愛が惜しみなく描かれていて、今まで見てきたヤンデレキャラの中でもかなり上位にランクインします。
ヤンデレ耐性の無い方にはやや刺激が強すぎるかも?
主人公の樹はしっかりもので逞しい?!…と見せかけてダメダメ
両親が蒸発し、幼い義弟妹をたった1人で育て上げてきた樹。
一見逞しそうにみえますが、幼いころから両親に放置されて育った故に、「人に必要とされたい」という欲求が人一倍強い樹。
だからこそ変わり果てたようちゃんにも必要とされたい、と強く望んでいる樹ですが
ようちゃんが執着しているのは『自分自身』なのか『それ以外』(何かは後述します)なのかわからず
そのことに不安になったり、時に暴走したりしてしまうんです。
この「必要とされたい」欲求が樹をえらくこじらせていて
樹と義弟姉たちとの”ある隔たり”を生むきっかけになっていたりと、なかなか主人公も癖持キャラクターとなっております。
(ぶっちゃけこの物語が一筋縄でいかない理由は、完全に樹のこじらせ行動が原因です・・・)
義弟・藤までもがまさかのヤンデレ!!
不良で樹を困らせている義弟・藤。
単純な問題児かと思っていたけど、藤もまた超こじらせ男でした。
なんと藤も樹に想いを寄せていたのです。
はい!きました兄弟の禁断の愛!!大好物っす!
樹を傷つけるものに対しての殺意が半端ないし、はたまた姉の樹への愛情がなんとも歪んでおり
ライバルポジションである弟までもがヤンデレ全開なんて…
そんな漫画かつてありました?
私は知りません。
樹に対する執着&偏愛ぷりはともかく半端なく、物語を最高に盛り上げてくれます。黒髪イケメンまじで最高です藤さん。
藤の樹を好きになった経緯をみていると心底こいつもヤンデレの素質があるなぁと感じます。笑
私とこわれた吸血鬼の見どころ
ここからは、私とこわれた吸血鬼の見どころを紹介していきます!
ようちゃんは樹の血に依存?それとも本当に好きなの?
この物語の吸血鬼は、人間の血を飲むとその血の持ち主に依存するらしいのですが
ようちゃんは幼い頃に、樹の血を1度舐めているんです。
再会したようちゃんは初っ端から樹に執着しまくりですが
果たしてようちゃんは樹の血を飲んだから依存しているのか?
はたまた樹自身に執着しているのか?
作中ではどちらともとれる表現が多く、真相がとっても気になります。
弟・藤は今後どう絡んでくる?
ようちゃんに続き樹への重度な執着が伺える弟・藤。
当然のことながら、大切な樹を奪う存在であるようちゃんに良い印象を抱いていない様子。
姉を少しでも傷つけるものには容赦なく牙を向ける藤。
今後、一体どう絡んでくるのか。
ヤンデレVSヤンデレという貴重すぎる対峙が見逃せません!!
謎のひげのおじさんの正体は?
ことあるごとに出てくる謎のひげおじさん。
セリフを見ているだけで、淡々とした喋り方や冷徹さが思い浮かぶこのおじさん。
癖が強くて結構好きです。
正体はまだまだ明かされておりませんが、ようちゃんの家とどういった関係なのか?
はたまた何をしている人なのか?
とりあえず重要人物ではありそう…?
今後に注目です。
私とこわれた吸血鬼の感想
厘のミキ先生の作品は、重い男子が多くて『私とこわれた吸血鬼』を知った時それはもう期待していました。
もう本当に出会えてよかった。
結果として、期待を大きく、おおき~~~く上回る良作でした。
これまでにも散々語らせていただきましたが、とにかくヤンデレ好きにはたまらない描写がてんこ盛りです。
愛故の監禁、束縛、自傷行為…とありとあらゆる萌え要素がつまっております。
重たいイケメン好きにはほんっとうに堪らない作品です。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
厘のミキ先生の作品は、多少のホラー&グロ要素もありそういったものが苦手な方には向かないかもしれません。
しかし、キャラクターの描き方がとにかく最高で素晴らしいんです。
絵柄もかなり綺麗で読みやすいので、気になる方はぜひとも読んでみてください。
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